おしえて!瀬川さん<br>「何をどう子どもに勉強させるか」は「何が子どもの幸せと考えるか」なのですね
2016.09.29  |  

おしえて!瀬川さん
「何をどう子どもに勉強させるか」は「何が子どもの幸せと考えるか」なのですね

杏:「勉強」をテーマに2回お話してきました。素朴な疑問なんですけど、親はどうして子どもに勉強してほしいのでしょう。巷には学習塾がたくさんあって、受験競争も激しくて。あの手この手で子どもに勉強させるための本もたくさん出ています。

瀬:親が子どもに勉強してほしいのは、その子に幸せになってほしいからでしょうね。幸せになってほしいから、親は子どもに勉強することを望むのよね。

杏:そっかあ…難しく考えていたけれど、すごくシンプルなことですね。

瀬:たとえば良い学校に合格するために塾に入れて勉強させるのも、それが子どもの幸せになると思っているからでしょう。

杏:どんな親にも根本には「この子に幸せになってほしい」という思いがあるんでしょうね。勉強にかんするスタンスは人それぞれでも。

瀬:ええ。だから子どもがどういう人生を生きるのが幸せか、子どもにどんなふうに生きてほしいかによって、勉強に対する親の考え方も違ってくるのじゃないかしら。


杏:どういう生き方をしてほしいかっていう親の価値観で、勉強のさせ方も違うということですね。

瀬:そうね。良い学校に入って良い会社に入ることが幸せと思うひとは、子どもに良い成績を取るための勉強をさせるでしょうね。

杏:それが必ずしも子どもの幸せに直結するわけではないと考えるひとは、また違うように勉強させるんですね。

瀬:そうだと思います。

杏:うーん、深い…。闇雲にただ勉強させればいいってわけじゃないですね。親自身が「何を幸せと思うか、どんな人生が幸せか」をきちんと考えるべきなんですね。

 

■ 何が子どもの幸せか

 

杏:前回、瀬川さんは勉強を「子どもが自分で自立・自律して生きてく術を学ぶこと」ではないかとおっしゃっていましたね。

瀬:知識の詰め込みの勉強は意味がない時代なんじゃないかって思うのよね。いまやなんだって一瞬で検索できてしまうし。

杏:そうですね。

瀬:知識を詰め込むより、その知識をどう使って役立てるか、のほうがきっと大事ですよね。それに、親が子どもに望むものが表面的な勉強よりも深い幸せだとしたら、なにをその子に身につけてほしいか考えると同時に、自分自身がどう生きるか、何を大切にして生きていくのかを考えざるを得ないと思います。

瀬:学校で学ぶ一定の知識は必要だけど、ひととコミュニケーションしたり、協力し合えることのほうが大事と考える人、とにかく好きなことを見つけて一つのことを極めることが大事と考える人、手に職をつけることが大事と考える人、自然の中で生き延びる知恵が大事と考える人、本当に一人一人が大切にしたいこと、幸せの捉え方が違っていますよね。そして子どもの才能や特性もそれぞれですよね。

杏:勉強をテーマに瀬川さんとお話してきて、思ったよりこれは壮大で深い話なんだと思いました。

杏:なにが正しくて良いことなのか、答えは簡単には出ないけれど、確かにわかったことがあります。どんな親も子どもの幸せを願っていることと、親の幸せに対する価値観が勉強のさせ方に反映されるということです。わたしも子どもができたら、「なにがこの子の幸せなんだろう?」って一生懸命考えたいと思います。

今日のまとめ

1. 親が子どもに勉強させるのは、子どもの幸せを願うからこそ
2. 親自身が「何が子どもの幸せなのか」を考えることで、勉強のさせ方が変わる



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中村 杏奈

「famitalk」を家族の絆を深めるアプリへと育て広める志をもち、新卒で入社した第一号社員。幸せな家庭をもつことが夢の一つ。

瀬川 文子

継母としての子育て経験を通し、お互いが分かり合えるコミュニケーションの大切さを、講演、研修、著作で伝えるコミュニケーションインストラクター。

 

 

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