おしえて!瀬川さん<br>子どもが自分から勉強する気になってくれるには…?
2016.09.14  |  

おしえて!瀬川さん
子どもが自分から勉強する気になってくれるには…?

■ わたしが勉強が好きだった理由

 

杏:今日のテーマは「子どもが勉強する気になるには?」です。

瀬:杏奈ちゃんは勉強にかんしてどんな子だったの?

杏:わたしは勉強が結構好きでした。言われなくても勉強するタイプだったので、今回のテーマには参考にならないかも…。

瀬:受験もうまくいったのよね。

杏:女子御三家と呼ばれる中高一貫校に通って、そのあとは1年浪人して東京大学に進学しました。

瀬:杏奈ちゃんはどうして勉強が好きだったんでしょうね?

杏:うーん、知らないことを知ったり、わからなかったことがわかるようになるのが楽しかったです。

瀬:嫌々に詰め込んだり暗記することじゃなくって、知らないことを知る喜びが勉強よね。勉強というとどうしても、テストで点を取る、成績を上げるという結果に注目しがちだけれど、結果ではなく調べたり、実験したりする過程が大切だと思うんです。

杏:そうですね。もちろん受験期はテストの結果に一喜一憂してストレスもあったけれど、試験や受験そのものを勉強の目的にしてなかったことが良かったのかもしれません。

瀬:そうなのね?

杏:わたしは勉強しながら「この勉強が試験の先の未来につながってる♪」とうきうきするタイプでした。憧れの学校に入って楽しい学校生活を送ったり、知識が豊かになって活躍しているじぶんのバラ色の人生を具体的に想像すると、モチベーションが上がりました。妄想や夢見る力が原動力です。(笑)

■ 口出しより環境作りを

 

瀬:だから勉強が苦じゃなかったのね。

杏:はい。「勉強しなさい」と言われたこともないです。逆に、強要されたら勉強嫌いになっていたかも。

瀬:そうよね。基本的に勉強しないで困るのは本人で、親が生きてく上で困るわけじゃない。勉強しないと将来が心配という親心は分かりますが、子どもの人生を親が代わって生きることはできないですものね。

杏:はい。

瀬:具体的に親が困るわけじゃないことについて「勉強しなさい」とか口うるさく言うと、「お母さんやお父さんに関係ないのにしつこく言わないで」という気持ちになっちゃうのよね。

杏:「わたしのことに口出ししないでよ、直接迷惑をかけるわけじゃないじゃん!」となりますね。

瀬:そうなの。子どもに限らず、相手に迷惑も影響もないことで、「ああしろ」「こうしろ」「こうするな」と一方的に言われたら、誰だって反発したくなるわよね。

瀬:だから、親はくどくど言うよりも、勉強が楽しくなるような環境をつくることが効果的だと思いますよ。

杏:なんだか「北風と太陽」みたい。勉強が楽しくなる環境をつくるってどんなことですか?

瀬:たとえば、生活のなかで考えたり、興味のわいたことについて親子で一緒に調べたり挑戦したり。「やった→できた→またやろう」みたいな循環が生まれるような体験を積み重ねると勉強が楽しくなるわよね。

杏:学ぶことについて良いイメージを持つことができますね。


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■ 子どもは親の真似をするから



瀬:親自身が学ぶことを楽しめば、子どもは真似すると思うの。子どもは好きな人や尊敬できる人の真似をするものだから。親がわからないことをすぐ調べる癖があれば、子どもは自然に見習うと思います。


杏:親自身は学んだり調べたりすることが嫌いなのに、子どもにだけそれをさせようとするのは子どもからしたら納得いかないですね。

瀬:そうでしょう。勉強も含めて子どもの「モデル」になれるといいですね。親がどんな生き方をしているのかを子どもは毎日そばで見ていますから!

杏:そういえば、わたしは母が大の本好きで。小さいころはよく本を読んでもらったし、じぶんで字が読めるようになってからは週に何回も図書館に連れて行ってもらっていました。

瀬:素敵ねえ!

杏:とにかく時間があれば本を読む子でした。今思えば、母が本を読む姿をいつも見ていたのが影響したのかもしれません。

瀬:本を読む習慣が自然に身についたのね。

杏:はい。語彙が増えて漢字も読めるようになったという点では読書が勉強に直接役立ったと思います。でも何より知らない世界を想像する力が培われたのが良かったと思っています。本をたくさん読む環境をつくってくれたことは、今になって親に一番感謝していることのひとつです。

今日のまとめ

1. 「勉強しなさい」としつこく言うより、子どもが勉強が楽しくなるような環境をつくる
2. 子どもは親の真似をするもの。親自らが楽しく学ぶ姿を見せる



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中村 杏奈

「famitalk」を家族の絆を深めるアプリへと育て広める志をもち、新卒で入社した第一号社員。幸せな家庭をもつことが夢の一つ。

瀬川 文子

継母としての子育て経験を通し、お互いが分かり合えるコミュニケーションの大切さを、講演、研修、著作で伝えるコミュニケーションインストラクター。

 

 

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